ISO15189 MSP(マネジメントシステムパフォーマンス)講座
本来の目的からPJLAが考える運用のポイントについてお話しします!
- ISO 15189の規格概要と2022年版の改正の背景を解説します
- リスクベースの考え方、ISO 15189:2022で求められるリスクマネジメントとは?
- 患者中心の考え方・検査の精度と患者ケアの関係 など
ISO15189:2022の認定取得および維持に求められる「マネジメントシステムの有効性評価」への理解を深めるため、本講座では、臨床検査室におけるPDCA運用と継続的改善活動の実践方法を解説します。ISO15189の構造を読み解き、リスクベースの思考や品質指標の運用、マネジメントレビューの活用など、現場で活かせるマネジメントの視点を体系的に学ぶことができます。
「マネジメントに関する要求事項」を中心に、マネジメントシステムの維持と改善に必要な実践的知識を習得します。品質方針の展開、内部監査や指標管理、リスクと是正対応の評価方法を学びながら、認定審査で問われる「システムの有効性」の捉え方と説明の仕方を整理します。
検査室の運営の仕組みを単なる文書管理から「成果を出す仕組み」へと転換する第一歩となります。
講座概要
- ISO 15189の考え方と運用手法を、全7回の連続講義として学ぶ無料配信セミナー
- 前半:規格の全体像やプロセス思考、リスク管理、検査結果の信頼性確保といった基盤となるテーマにフォーカス
- 後半:人材育成、改善活動の定着、運用の実践へと展開し、最終回は集合型実践演習とし、実践力をアップ
特 徴
- 各回の講義は、制度的な知識だけでなく、現場の運用に役立つ視点を重視して構成
- 最終回には、内部監査やリスクマネジメントに関する演習を通じて、自施設での実践に活かせる応用力を養う機会を提供
- 最終回終了後、情報交換会にて受講者どうしの交流や情報交換をおこない、継続的な運用力の強化をめざす
受講対象者
- ISO15189の考え方を深く理解し、臨床検査室での実践的な運用につなげたいと考えるすべての方
- マネジメントシステムの担当者、内部監査や教育・訓練の企画・実施に携わる方
- 検査室の管理者や品質・技術責任者、または改善活動を主導する立場の方
スケジュール
回 | 開催日 | 時間 | 講義テーマ |
---|---|---|---|
1 | 8/2 | 09:40-11:00 | ISO 15189:2022の全体像と改正ポイント |
2 | 11:10-12:30 | プロセス思考とリスク管理の実践展開 | |
3 | 9/20 | 09:40-11:00 | 患者の福祉と医療の質を支える検査の実践 |
4 | 11:10-12:30 | 検査業務に求められる技術基準と運用 | |
5 | 11/1 | 09:40-11:00 | 人材を活かす教育とトレーニングの実践 |
6 | 11:10-12:30 | 改善を継続するISO 15189運用の実践法 | |
7 | 12/20 (集合型) |
13:30-16:30 | パフォーマンス向上の実践演習 |
※内容は予告なく変更される場合もございます
※通常はオンライン開催、最終回は集合型で(東京にて)、終了後に交流会を開催します
参加方法
※配信にはZoomを使用いたします、予めご了承ください。
- 開催1か月前にご案内メール送付
- 受付完了メール(Zoom自動送信)で視聴URLを受信
- 当日は開始10分前から入室可能