お知らせ

【お客様訪問】東芝ロジスティクス 横浜包装試験所様

PJLAはISO/IEC17025認定を取得したお客様を訪問し、認定証授与式を行うとともに認定に関わるこれまでの準備や今後の活動について取材を行い、これから本規格の認定を検討されている試験所・校正機関の皆様に参考となる生の情報提供を行っております。

今回は東芝ロジスティクス横浜包装試験所様(神奈川県横浜市磯子区、対象業務:JISZ0200及びJISZ0202に基づく「包装落下試験要領(3K4-A5Z 509)に基づく包装貨物の自由落下試験)を訪問し、認定取得にあたってのきっかけ、工夫した点、今後の取り組みについて伺いました。

※認定証の授与

Q1:東芝ロジスティクス横浜包装試験所様の業務、お客様について。

 

包装技術部門では、東芝グループ製品(電子デバイス~家電・中重量品)で培った包装設計技術を駆使し、品質・コスト・環境(3R)の総合的に見た適正包装をご提案致します。

横浜包装試験所では、流通過程を想定した各種試験設備を保有し、適正包装の評価として、包装評価試験を実施致します。

弊社の保有する小型落下試験については、包装貨物の自由落下試験として、試験所品質マネジメントシステムの運営における技術的能力を実証するものとして、 ISO/IEC17025:2017の認定を取得しております。

 

Q2:認定取得のきっかけやお客様からの問い合わせ、要望。

 

我々が携わる業務において、包装設計と包装試験を受託しておりますお客様より、外部試験所の扱いとなるためISO/IEC17025の認定試験所としての要望があり取得を目指しました。

また、グループ会社でも同様の要望が出てきており、改めてISO/IEC17025が求められてきていると実感しております。

 

Q3:認定準備で苦労した事、認定を取得して良かった事。

 

試験所としてのマネジメントシステムを構築しなければならないという課題を克服しなければなりませんでした。
不確かさの評価についても当初は分からない中での挑戦でした。

認定準備の取り組みの中でペリージョンソングループの入門:認定準備コースと内部監査員コースを受講した事はマネジメントシステムの構築、試験方法の評価の仕方について見直す非常に良いきっかけになりました。

マネジメントレビューについての対応は品質担当部門の協力を得て構築した事が審査員の評価につながりました。

※ラボ内の風景

 

Q4:今回の認定機関をPJLAにした理由

 

認定へ向けての活動の中で、セミナーや他業種ですでに取得されている試験所からの意見やPJのグループのセミナーに参加した感触を評価してPJLAを認定機関として選定致しました。

Q5:今後の試験所としての取り組みについて

 

今回取得したのは包装貨物の自由落下試験です。
包装試験としては自由落下試験と振動試験を組み合わせて評価するケースが多いので、今後は振動試験を拡大する計画を進めています。

お客様に対する信頼性と公平性をさらに高めたい。信頼出来る試験結果が示せる試験所にする事。またマネジメントシステムも日々磨き上げる取り組みをしていきます。

※落下試験器を使用した試験の模様

Q6:今後ISO17025を取得する試験所(校正機関)へのメッセージ

 

本規格は決して低くないハードルであるが認定取得を達成する事でメンバーの試験を遂行する上での一体感と責任感が高まりました。

 

【了】

お客様紹介ページへ
お問い合わせは

 

 

 

 

 

 

ページトップへ