認定取得試験所/校正機関様の具体例

公益財団法人 日本分析センター 様

日本分析センター

試験所名

公益財団法人 日本分析センター

取得分類

化学的試験

取得項目

栄養補助食品の五訂日本食品標準成分表分析マニュアルによるサプリメント検査業務マニュアルに基づくHPLC、HPLC/MS/MS、GC、GC/MSを用いたアルコール、カフェイン、蛋白同化薬、ベータ2作用薬、ホルモン調節役及び代謝調節薬、利尿薬及び隠蔽薬、興奮薬、麻薬、糖質コルチコイド、ベータ遮断薬の分析

取得理由

ガイドラインにおいて、製品分析を担当する分析機関は試験所の技術能力を証明するためにISO/IEC17025の取得が望ましいとされているため、認定の取得を決定しました。

取得して得られたメリット

認定に際し、一番苦労したのは認定範囲の決定です。サプリメント分析では、約190種類の禁止物質を対象に分析を実施しています。今回、弊センターで分析しているすべてのカテゴリー(蛋白同化薬、ベータ2作用薬、ホルモン調節薬及び代謝調節薬、利尿薬及び隠蔽薬、興奮薬、麻薬、糖質コルチコイド、ベータ遮断薬、カフェイン、アルコール)を網羅する形での認定を目指しました。すべてのカテゴリーについての分析方法の妥当性を示すことは容易ではありませんが、分析方法の妥当性評価は重要と考えておりましたので、認定審査に際しては、妥当性評価のための種々のデータの追加取得に臨みました。分析方法の妥当性評価方法については審査員の方にも高く評価して頂き、分析機関として信頼性のあるデータの提供ができていることを再確認できました。

PJLAを選んだ理由

認定取得にあたり、いくつかの認定機関について検討しました。各認定機関の「5カ年の認定実績の推移」「審査員の技能レベル」「グローバル市場における知名度」「認定料金(3年間)」について評価した上でPJLAを認定機関として選定しました。PJLAに対する評価の中で特に優れていたのは、認定実績と審査員の技能レベルです。今回担当して頂いた審査員の方の技術レベル・資質ともにかなり高く、確かな審査技能を持った方に審査をして頂けること自体、弊センターの分析力の向上にも繋がると感じました。

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