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試験・校正の範囲

PJLAは、多種多様な試験・校正分野をISO/IEC17025に照らして認定を提供いたします。PJLAが認定している種々の認定範囲の状況は、PJLA認定試験所(英語)をご参照下さい。

試験分野

機械的試験

機械的試験

消費者が家庭で使用する家庭電化製品、家庭用什器製品、建具などの一般家庭用品や、消費者が使用したり利用したりする多くの製品は、安全性と耐久性を試験によって証明しなければなりません。試験方法にはJIS 規格や、各管轄省庁が推奨する試験方法がありますが、製品の使用方法によっては、企業が独自で開発したコストメリットのある試験方法で行われているのが現状です。主な試験には、下記があります。

  • 機器・部品の物理的特性・機能試験
  • 構成要素の総合評価試験
  • 信頼性を含む耐久試験
  • 安全性・安定性試験
  • 振動試験
  • 落下試験
  • 耐荷重試験
  • いじわる試験
  • 技術的システムの組込み試験
化学的試験

化学的試験

化学の分野は日進月歩の世界であり、私たち人間の衣食住をはじめ、動植物のあらゆる環境に影響を及ぼしています。化学物質の使用により豊かな生活ができるようになった反面、余剰物質が私たちの健康や地球環境に悪影響を及ぼさないようにする必要がでてきました。企業では、食品をはじめ、多くの製品の開発段階と製造段階で、食品衛生法や国際的に規制された化学物質が含まれていないことを試験によって証明しなければなりません。試験方法には規定された方法もありますが、製品によっては企業が独自に定めた方法もあります。主な試験には、下記があります。

  • 食品・原材料中の残留農薬、金属、ビタミン等の定量試験
  • 食品中の異物等定性試験
  • 水・大気・土壌中の化学物質・金属等の定量試験
  • 樹脂・ゴム・金属中に含まれる特定有害物質の定量試験
  • 什器類のシックハウス試験
  • 建具・建材の揮発性有機化合物試験
  • 玩具・絵本・文房具等の食品衛生法に基づく安全性試験
電気的試験

電気的試験

消費者が使用する電気製品や事務機器、工業用に使用する電気機器は、電気用品の技術上の基準を定める省令(電気用品技術基準)に基づき、安全性試験を行うことが義務付けられています。しかし、電気・電子製品を企業内で開発・製造する過程では、安全性だけではなく、製品の性能・特性を解析しなければなりません。製品が故障せず安定して稼動すること、及び、外部ノイズに対して安全方向に機能が働くことを確認する試験が必要になっています。試験方法には国際規格や国内規格がありますが、顧客要求の仕様、企業独自の仕様を用いた試験方法も行われています。 主な試験には、下記があります。

  • 電気・電子工学的性質・特性・解析試験
  • 絶縁耐圧・絶縁抵抗試験
  • 消費電力試験
  • 静電気耐圧試験
  • 電源ラインノイズ試験
  • 雷サージ試験
  • 電源電圧変動・電源サイクル変動試験
  • 定格電圧試験
環境的試験

環境的試験

電子部品、機構部品をはじめ、一般家庭用品や消費者が使用したり利用したりする多くの製品は、環境に適合していることを試験によって証明しなければなりません。試験方法には、IEC 規格(国際)、JEDEC 規格(米国)、JEITA 規格(日本)等がありますが、消費者安全を考慮した環境試験を行う場合は、顧客要求の仕様、企業独自の仕様を用いた試験方法で行われています。主な試験方法には、下記があります。

  • 高温保存試験
  • 高温高湿試験
  • 熱サイクル/温度サイクル試験
  • 温湿度サイクル試験
  • 冷熱衝撃試験
  • 耐熱試験
  • 加速耐湿試験
寸法的試験

寸法的試験

寸法的試験は、寸法・重量等、製品・材料等の外径・内径や重さを確定するために規定されたパラメーターを測定する試験です。自動車部品や電気部品には剛性や回転、摺動、摩耗、腐食のため必要なパラメーターを製造・加工ロット毎に測定しなければならない工程があります。これらの測定には、測定機器の校正だけではなく、測定機器が装備されている測定装置全体の妥当性や不確かさを確認することが必要です。
従来、このような装置は校正装置として取り扱われていましたが、PJLA では試験装置として、測定プロセスを含めて認定させていただきます。寸法的試験には、下記があります。

  • 寸法パラメーター測定試験
  • 重量パラメーター測定試験
  • 電気パラメーター測定試験
  • 温度パラメーター測定試験
  • 硬度パラメーター測定試験
  • トルクパラメーター測定試験
  • 厚みパラメーター測定試験
  • 音圧パラメーター測定試験
  • 時間パラメーター測定試験
  • 色調、彩度、昆虫、異物等の官能測定試験
生物的試験

生物的試験

生物的試験にはDNA 鑑定による試験、一般生菌やカビ・酵母菌・大腸菌群等微生物培養試験、血液や病理組織を試料とする生化学試験等がありますが、食品加工では食品衛生法及びその関係規制・規則に基づく微生物試験が必要不可欠になっています。微生物検査法は公定法が食品衛生検査指針(微生物編)等に規定されていますが、微生物試験方法は多くの方法が登録されています。生物的試験は、PJLA の技術委員が貴社試験施設に伺い確認をさせていただいた上で、お見積りいたします。

音響的試験

音響的試験

音響的試験には、消費者の生活上で聴きやすい音源を発する装置の測定、注意や警告音を発生する装置の音源測定、ノイズとなる騒音の発生を防ぐために装置の音源を測定することが求められています。聴きやすい音源は無響音室内で周波数特性等を求める試験等が行われます。警告音は無響音室内で中心周波数に対する高調波を調査し、音域の広がりや距離による減衰特性を測定します。騒音は無響音室内で高周波音・低周波音(人の健康を守るため)を測定しますが、遮蔽された空間に外部から入る騒音の減衰特性も測定します。音響的試験は、PJLA の技術委員が貴社試験施設に伺い確認をさせていただいた上で、お見積りいたします。

非破壊的試験

非破壊的試験

非破壊的試験は、部品や材料、原料等の内部の物理的状況や表面の微量な傷や凹凸を、試料を破壊することなく試験を実施する方法で、試験に使用する装置、方法によって、金属、樹脂、生物、植物など広範囲の分野に及びます。一般的な試験方法は下記の通りですが、非破壊的試験は、PJLA の技術委員が貴社試験施設に伺い確認をさせていただいた上で、お見積りいたします。

  • 放射線透過による試験(断層撮影等)
  • 超音波による探傷試験
  • 磁界による探傷試験
  • 電流による探傷試験
  • 浸透液による探傷試験
  • 歪み計やロードセルを用いた応力分布試験
  • サーモグラフ温度分布試験
  • 近赤外線分光法による糖度等の試験
校正分野

校正分野

校正分野には電気的校正、寸法的校正、時間的校正、音響的校正、質量的校正、温度的校正、化学的校正、機械的校正があり、認定範囲は下記の区分に分かれています。

  • 製品製造・加工部門の検査室にある測定機器を校正する。
  • 測定機器の校正部門が、企業内のすべての測定機器を校正する。
  • 関連会社の校正部門が、契約した測定機器を校正する。
  • 測定機器製造メーカーが、製品である測定機器を校正する。
  • 測定機器製造メーカーのサービス部門が契約した測定機器を校正する。
  • 独立した校正機関が校正サービスを行う。

基本的な校正サービスプロセスは、下記に類似します。

基本的な校正サービスプロセス